スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

7月, 2024の投稿を表示しています

誰かを虐殺加担者やレイシストにすぐ判定してしまう危うさ

 あんまり言語化はできていないかもしれないが、ずっと悩んでてもしょうがないのでアウトプットです。今年の2月あたりからずっと思っていることになります。 実はストーリーでも度々やんわり指摘をしてきたことです。先日直接的に書いたストーリーがそれなりに反響があったので、同じような気持ちの人も結構いるんじゃないかなと思います。 色んな問題を絡めて書きすぎてだいぶ雑多な文章になりました。謝罪。 悪意剥き出しウヨばかりじゃない まず、Xは知らないけど世の中そこまで悪意剥き出しのウヨレイシストばかりではないです。 知識なく差別的な発言をしてしまったり、今世界で起きてる問題を知らなかったり、会話の中で何かしら行き違いがあったりなどもあるでしょう。(むしろそういうのが一番厄介だよねという話もある) 何が言いたいかというと、無自覚に間違った発言や行動をしてしまう人たちが、みんながみんな悪意剥き出しのレイシストやシオニストではないということです。 あなたも間違える可能性はある 人間なので当たり前ですが、誰もが間違えます。 意図せず差別的なことを言ってしまう可能性は0じゃありません。当たり前ですが完全無欠な人間なんていないんです。また特権性は誰もが何かしら持っていると思います。 さらに言えば、人権教育ができていないこの国で育てばなおのこと間違えてしまう・知識を得る機会は少ないです。 また、多くの人が、昨年の事件がなければイスラエルの蛮行を知るよしもなかったように、知るタイミングがそれぞれ違うのも当たり前です。 もっと言えば、当事者の方々や、ずっと前からプロパレスチナ運動をしてきたような方々からすれば、昨年の事件をきっかけに知ったというのも充分“遅い”でしょう。ですがそれを責めたり、断罪するような人は現状見ていません。 念のため 「だから差別してもしょうがない」とか「当事者は丁寧に言え」「虐殺に加担してもOK」みたいな最悪な開き直りとトーンポリシングをしたいわけではないです。 全ては立場と関係性だと思いますし、 全てが白か黒か、的な簡単な世界ではないはずです。 その問題当事者の方が直接差別された時にお行儀よく対話しろとか言い出したら、もうそれはトーンポリシングです。加害を受けている人が、怒りを露わにすることを誰も止めるべきではありません。 逆に、当事者ではないアライ的な人が、“無自覚に...

都知事選2024振り返り:後編

 昨晩の結果からあまり眠れず書きなぐった文章が前編だったが、今回は後半。 よるあんま寝れなかったので正直まだぼんやりしている。そろそろと都知事選の当落がでて24時間がたとうとしている。そんなころ合いの私の感想文だ。 今回はポジティブ編で行こうと思う。 元気がどうも出ないのでマッドマックス怒りのデスロードを流しながら書いていく。なんかわからんけどフュリオサが蓮舫さんに見えてくる号泣 ☆ポジティブ編☆ ◆投票から大きな一歩を踏み出した人々の多さ ひとり街宣が大きな話題になっていたが、”普段投票には行くがそこまで選挙にコミットしなかった人たち”が、初めて街宣にいったとか、選挙ボランティアにいったとか…それこそ一人街宣に挑戦したとか、大きな一歩を踏み出せたという話をたくさん聞く。 私もそのうちの一人で、今までより深くコミットできたことは財産だ。例えば、ボラセンに行くのは初めてではなかったが、電話かけに挑戦したのは初めてだった。感想としては意外とできるけど、私はちょっと向いてなさそうだな。という感じ。でもまた電話かけボランティアがあるなら挑戦したいと思う。 と私も含めて大きくも小さくも一歩を踏み込めた人々が増えたことは素晴らしいことだと思う。 ◆一歩踏み出した人が受け入れられる場所づくり もう一つ言いたいのは一歩踏み出せたひとが受け入れられやすい土壌があったということ。これはDEPTのeriさんが作ってくれた新宿バスタ前の街宣や、インスタグラム上でのつながりがとても大きいと思う。これはポジティブでありある種ネガティブな側面もある話だが、インスタグラムはあまり横に横に広げるのが得意なSNSというよりかは、すでに興味がある人をさらにコミットしてもらえる、そういう範囲は狭いが深い関係を築きあうことができるSNSだと思う(実際はどうか知らないが、体感そう感じている。もしかしたらリールの必勝法とか極めるとまた違うのかもしれない)。そんな深い連帯ができるSNSとひとり街宣はすごく相性がよかったのではと思う。インスタグラムでつながった女性たち・若い人たちの連帯、日々モヤモヤしていたけど一歩踏み出せなかった人たちの居場所になったのではと考える。インスタライブも蓮舫さんのポジティブさ全開で、頑張る支持者たちのよりどころになっていたように思う。少なくとも私は蓮舫さんのインスタライブにすご...

都知事選挙2024振り返り:前編

都知事選挙 2024 振り返り ( 前編 ) 色々な前置きはすっ飛ばす。 蓮舫支持者、難病持ち 20 代後半フルタイム会社員による今回の選挙で思ったことを書こうと思う。 まずやったこと ・ほぼ毎日切り抜き動画作成 (Tiktok 、インスタ、 youtube への投稿 ) ・証紙貼り ( 土日 ) ・電話かけ ( 最終日 ) ・街頭演説に行く ( 土日 ) ・電話かけ ( 最終日 ) ・ひとり街宣 ( 最終日、演説の前 ) ・チラシ配り ( 最終日 ) これ以上のことができなかった言い訳をしておくと、まずフルタイムで働いたあとに街に出て活動する体力は到底私にはない。あと、動画投稿にあたりおびただしい量の誹謗中傷コメントに心をやられて一日休んだこと、そして過去に某市長選で街でビラ配りをしていたら、突然中高年男性に怒鳴られたことがそこそこトラウマとなっていて、最終日までひとり街宣の勇気が出なかった。というところだ。 そんな中で選挙戦で感じたことを書こうと思う。敗因とかそういうまとを絞ったものじゃなくて、もう選挙そのものの問題だったり、そういうざっくりした感想だ。感想なので何らかの調査に基づいたものではない。 ... あと深夜テンションで全然まとまってない。あと有権者に辛辣な部分があります。ごめん。 そして今回立ってくれた蓮舫さんに最大の感謝とリスペクトを捧げる。 とりあえずネガティブな面から ★ ネガティブな面 ■ フルタイム会社員だとその気がないと選挙と一生交わらない。 まず「街頭演説聞きに行こう!」という熱い熱い意志がないとそもそも演説にはいけない。というか行ったところで平日だと間に合わない ( 間に合わず泣いた ) 私が「会いに行こう!」と思わずに蓮舫さんを見たのは、たまたまあった出社でたまたま駅に蓮舫さんがいたという感じ ( しかも遅刻しそうだったのでダッシュで駆け抜けるしかなく ...)  となるとわたしのようなほぼリモートフルタイム社員が、選挙情報に触れるのはメディアか SNS になる。そして Tiktok で流れてくるのはドトール石丸ばかりなのだった ... 世の中にはいろんな働き方があると思う。ある働き方の人からすると選挙に交わる機会はあったのかもしれない。ただ私のような、おそらくマジョリティと思われるフルタイム社員はその気がないと街で繰り広げら...